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ミニトランギアで御鶏様


「山で食べればなんだって美味しい」なんてよく言いますよね。この際だからはっきりしておきますが、そんなわけあるかいっ!

ちみたちさぁ?アルファ米を下界で食って美味いのかよ!?家に帰ったときに嫁がおもむろにマルタイラーメンとお湯とか出してきて夕食だとかぬかしやがったらちゃぶ台ひっくり返さねぇのか!?袋メシとかクスクスとか、お湯ぶっかけて食ってみたさ、あぁ食いましたよ。なんだこりゃエサですか!?えぇ?ハイキングという、普段の生活とは異なるスペシャリティのある体験をしている最中に、なんでこんなクソマズいもん食わなあかんねん!もう気分ぶち壊しやないですか!

下界で食べてマズいものは、山で食べてもマズいのであります。これは宇宙の普遍の真理であります。近頃そんな常識も分からん不逞の輩が多くてまったくもって憤りを隠せない今日この頃であります。

だいたいさぁ、ULだとかなんだとか言ってエスビットとか空き缶ストーブとかあるけどさぁ、そもそも火器持っていかなきゃいーじゃん。いらないじゃん。お湯ぶっかけて食べれる程度のメシならカロリーメイトのほうがよっぽど美味いし、手間もかからないし、軽いし、栄養バランスもよいし。

もうね、火器なんてものは積雪期に水を得るためのバックアップギアとしての意味しか見いだせなくなってしまったんですよ、わたくし的には。

と、ついこの間まで自分の中では結論が出ていた問題を、あっさりとふっとばしてしまったのが、総帥の御鶏様。

皮はパリパリ、中はジューシー。さくっとした歯触りにじゅわっと肉汁が口の中に広がりつつも意外とあっさりした味わいでしつこくなく食べ飽きない。下界でもここまでのものはなかなか食べれないほどの超絶のクオリティなのであります。あぁ至福のひととき。

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すいませんでした、すいませんでした。御鶏様ごめんなさい。すべて私が間違っていました。これからはトレキャン道に精進いたしますよと固く誓った櫛形山のあの日。

それから3日。

総帥の御言葉に従いさっそく買っちゃいましたミニトランギア。近所の公園で火入れ式を敢行。

でも標準のゴトクは火力調節蓋使えないじゃん、ということで↓こういう構成にカスタムカスタム。

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T’s Stoveのゴトク&ロール式風防に変更。ついでにEPIのカートリッジ台座をカットしたものと、スノーピークのチタンな皿も入れてみた。

折りたたみ取手のチタンロッキーカップ&蓋を買わなければ。どこに売ってるんですかね?

組み立てるとこういう感じに。

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まずは米を炊きます。実は初体験ドキドキ。

蓋は、スノーピークのチタンなクッカーのやつを流用。もっといい蓋ないですかね?

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米は魚沼産コシヒカリ。しかし洗わず。15分だけ水に浸してそのまま火をかける。分量はてきとう。時間もてきとう。火加減もてきとう。最近の米は精米技術が進歩しているので無洗米じゃなくても洗わなくて大丈夫、という説をどこかで見た気がするがどうでしょう。水はやっぱり貴重ですからね。

かすかに焦げ臭がしたところで火を止め、ひっくりかえして蒸らします。

さて、ついに登場した御鶏様。米を蒸らしている間に焼きを入れます。

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ミニトランギアのノンスティック加工とかいうフライパンで焼き焼きします。あらかじめお湯ですすいで油をぬりぬりしろと英語で書いてあったのでそのとおりにしておきましたよ。なんかそんじょそこらのクッカーとはモノが違うのが分かります。

御鶏様の焼き方は、様々な情報を集約すると以下のとおりにすればいいと。

1) 肉はもも肉にすべし。もも肉じゃないと脂肪がないからうまく焼けない。

2) まずは皮面を強火で焼き、その後裏返して火を弱めるべし(※しかし火加減や焼き時間は諸説あり情報が錯綜している)

3) 皮から焼けば油は引かなくてもよし、適当に塩コショウをふるべし。

いざ投入!公園でひとり鳥を焼く不審者あらわる。香ばしい臭いがモクモク。

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しばらくたってから裏返す。

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ん?ちょっと焦げ気味?

ていうか、投入時に皮をちゃんと伸ばして焼かなかったから、ムラができてるじゃんか。失敗orz…

なんとか強引に皮をのばして再度焼きを入れる。まぁこんなもんか。

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火力調節蓋をかぶせて、じーっと焼き上がりを待つ。

こんなもんかと再度裏返してみると、

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お、テリテリでいいかんじじゃないですか。

米をあけてみる。まぁ、一応炊けてるみたいだ。

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ぶちこめー。

IMG_0013.JPG

で、食してみる。

・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・

うーむ、・・・・・

なんかフツー。

総裁の御鶏様にははるかに及ばず、

米も、kimatsu先生に炊いていただいたごはんに及ばず、

なんか、米に鶏がのっている、感想を言うとすればただそれだけ。

なぜだ!?

いったい何が違うというのだ!?

[課題仮説]

・やはり皮面をちゃんと伸ばして投入すべきだった。

・ちょっとこてこてしてた。脂っぽさが残っていたのが悪かったか?もう少し脂を飛ばすくらい中火でじっくり焼きを入れればよいのか?

・塩味をもちっと効かせてもよかったかも

・調整蓋をつけてない状態のトランギアは、強火とはいえ火力が強すぎるかも。

・米は、やはり研ぐべき?

鶏の焼ける嫁募集。

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  1. 2009-05-09 22:26

    冒頭の部分はいつもにまして爆笑させて頂きました
    それにしてもwander-zさんにこういう記事を書かしめるとは御鶏様の威力恐るべしです。私も今回初めて頂いたのですが、記事に書いておられる通り、さく・じゅわ・あっさりが絶妙のバランスでしたね。

    お米ですが、”エスビットで米を”の記事の時は、自宅で洗った米のものなのですが、別の機会に洗ってない米でも試してみました。考えてみたら当然の結果なのですが、洗った米の時と同量の水で炊いたらアルデンテになりました。なので、洗ってない米はやや多めの水で炊いた方がよいと思います。洗ってないまま炊いても特にくさみなどは感じられませんでした。

    ちなみに先日の櫛形山の時の米は、洗ってから一日陰干ししたものです。くさみが気になるようならそんな手もあるということで。

    >鶏の焼ける嫁募集

    総帥がモロッコへ行くとか仰ってるので、もし年上がお嫌いでなければ!

  2. wander-z
    2009-05-10 22:50

    > kimatsu部長
    日に日に、ボクの中での総帥の存在が大きなものへと・・・

  3. 2009-05-11 11:21

    おぉぉw
    そんなにまで御鶏様をお気に召していただけましたか!
    ワハーイワハーイwww
    早速ミニトランギアまでお買いになられたとは。。。
    感激至極でございます。
    このゴトクセットも火力調節がやりやすそうでいいではないですか!

    ともかく、ちょと気づいたことを書いておきますねー

    まず御鶏様。
    これで焼くにはちょっと大きいかもです。
    重さで言えば150〜200gくらいまででないと、皮は伸ばせても肉の厚みがありすぎて
    肉に火を通している間に皮がしなっとなるかもです。
    脂っぽいのが気になるようなら、皮から焼いているときに出た脂を途中で拭き取ってやるといいですよ。
    炭で焼く時はその脂が焼けた香りがつくんですけどねー

    で、米炊きのフタ。
    ワタクシがミニトランギアで米炊きする時は、フライパンをフタにしちゃいます。
    収納時と違ってフライパンを使う時の面を上にすると、くぼみがスッポリいい感じにおさまりますよ。開け閉めも楽にできるし。
    さらにおもり代わりの飲み物用水入りシェラカップを載せておくと、沸騰しないまでもそこそこあったまるので
    熱が無駄にならなくて一石二鳥です。
    ただし、御鶏様丼をしたいときには別物のクッカーかフライパンが必要になりますけどw

    ロッキーカップ型チタンカップは御徒町で買いましたよ。在庫が無いかもですけど。
    渋谷店には豊富に在庫してあったと思います。

  4. wander-z
    2009-05-11 16:35

    > 総帥
    なんと直々のご指導!ありがたしありがたし。
    なるほど脂を拭き取るキッチンペーパー的なるものも必要になりそうですね。
    そうなんです、フライパンを蓋にすると御鶏様が焼けないのですwwwあぁ悩みは深い。

    早くステージ2のホットケーキへと進みたいのではありますが、
    御鶏様への道は一日にしてならずぢゃ、ということを深く肝に銘じ日々鶏を焼きつづけますよ。

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