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レインウォーカー in 北アルプス

大雪山系で起きた事故のニュースを横目に見ながら大急ぎで荷物を詰めてバスターミナルへ向かいS嬢とO嬢の両名と合流。金曜の夜。

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荷物は最初の計量時点で14kg!なんせ食糧、水、燃料、酒で5kgはある。これをJAM2で担ぐのは苦行に近いと判断しExosを引っ張り出そうと思ったが、何を思い直したかいろいろと装備を減量しなんとか11kgに収める。これならJAM2でもなんとか担げないこともない。テントはワンショットからシルタープへと変更。雨天の予報も入っているがタープの限界を知るにはいい機会だと自分に言い聞かせる。

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夜行バスで向かうは北アルプス。早朝に着いた中の湯でタクシーに乗り換え新穂高温泉へ。しかし土砂降りの雨。

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とても歩く気がせず、日帰り温泉に立ち寄ってまったり昼前まで過ごす。少し雨も弱まってきたので予定より遅れてハイクスタート。目指すは雲の平。初日の幕営地点は双六岳の予定。

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これがうわさのザックカバー!?しかもスパッツ!レインウェアの下半身も着用ですかフムー。珍しいギアにしげしげと見入る。ていうか道行く人はみんな着用してる。持ってないのボクだけ。

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雨の中を黙々と歩く。すると小一時間ほどで・・・

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着きました雲の平!

いや違った。ここはわさび平だ。登りにさしかかる手前の山小屋。まったく標高も上げていない。しかし雨脚が強まる。

ここで相談。Wの士気はくじける。とても登りたくないと両女史に訴える。必死の願いが届いてわさび平での宿泊が決定。

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目指すべき双六・鏡平方面に向かって断念して降りてきた人によると、川が溢れて登りは大変なことになっているという。

そうこうしているうちに中高年30人ほどの団体客が小屋を通り過ぎていく。鏡平から笠が岳方面へ向かうらしい。なるほどこれがツアー登山か。

炭火で焼き肉パーティー。

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スノピのチタンのクッカーフライパンにチタンペグ五徳風防を立て、百円ショップの焼き網をのせた炭火ストーブ。今回の目玉兵器。

しかし底をフライパンにしたため空気の流れがよくないのか、湿度の問題なのか、炭の火勢はちょっとイマイチ。底は足のついた網なんかにしたほうがいいのかもしれない。もしくはnut’s先生にお願いして穴をあけてもらうか。

早めの食事も終わり、小屋泊組と別れて雨がシトシト降りしきるテン場にシルタープ1を張る。

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いやいやどうして、なかなか快適じゃないですか。出入りはちょっと辛いけどいったん寝てしまえば雨でも問題ありません。完全に熟睡。

ダウンだとシュラフが湿気を帯びるとかなんとか、そういう事態になればうわさのトップキルト購入のチャンス!と秘かに狙っていたんですけど、何も問題なし。よかったような残念なような・・・。

翌日も雨。

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いざ双六越えに向かおうとする両女史に必死の訴え。行きたくないよぅ〜!

“このチキン野郎が、死ね!死んでしまえ!”とのありがたい御言葉をいただきつつも、渋々聞き入れていただいて昨日来た道を引き返すことに。

あぁさらば雲の平、来世にはもっと屈強な精神を備えた人に生まれ変わって必ず行くよ!

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とっとと先を行く二人。置いてかれるW。あぁーん、待ってよぅ。

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自分撮り。

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新穂高にもどって温泉でまったり。

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露天もありました。

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さてこれからどうするか。まだ休みの日程は十分ある。雨脚も弱まってきたような気もする。

“ボク、西穂高のロープウェー乗りたい!”と言ってみる。まるで子供だ。”じゃあ西穂山荘まで歩くわよ”と返される。しまった!

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ロープウェーを降り、雨がふたたび強まるなかぐしゃぐしゃになりながら西穂山荘へ向けて歩き出す。

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次第に豪雨になってくるが、1h30mほどでなんとか到着。

強風と雨に煽られびしょぬれになりながらタープを設営。ぎゅうぎゅう詰めのテン場。なかなかペグが決まらず難儀。奥に見えるのはBDハイライト&ベスティブールかしら?

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しかしタープもいったん立ててしまえばかなり耐風性があるようでなかなか倒れない。雨もそれなりによけられるし寝心地も悪くない。いいじゃないかタープ!

弱点は、出入りにかなりしゃがみこまないといけないこと、荷物を入れるスペースがないので外に出したままレインウェアをかけておくしかなかったこと、くらいか。まぁ大した問題ではない。もすこし大きめなほうがいいかもね。

小屋の食堂にて食事。雲の平で一人まったりゆるりと食べるはずだった食糧を開放、というか略奪される。うなぎ&生パスタ。

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うなぎは日本酒を少し入れて蒸し焼き風にするとふっくら香り高く仕上げられる、とグーグル様が言っていたのでそのとおりにする。いいじゃないですかうなぎ!これは定番になりそうな予感。えぇ真似っこですが何か?

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生パスタは乾麺と違って湯で時間が相当短くて済む。これもなかなかGoodですな。

今回のテーマのひとつであったキャンプ用新メニュー開発はとりあえず成功、ということにしておこう。

翌朝、やや結露してる?シュラフも微妙に湿気ってるような気もしないでもない、いや湿気ってるはずだ!と言い聞かせるが、やっぱり大したことはない。。。

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晴れた!ということで西穂高岳を目指す。

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けっこう人が多いね。さすが夏山。山頂はすし詰め状態です。ビギナーコース万歳!

昨晩、カメラのテストでISO感度を高いままにしてしまったため写真にノイズ入りまくり。失敗した・・・。

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こうしてまったり休日の北アルプスは平和に過ぎてゆくのでした。

そう、このときは確かにそう思っていたのだが・・・

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櫛形山ぬるクライム&ほこら参戦!

奥多摩ぬるランから帰宅し、すぐに下着を洗濯乾燥、iPhoneとGRを充電し、マットをヘクサライトに詰め替え、自転車をかついでそのまま出発。中央本線に乗っていざ甲府へ。

連日の走りで足がパンパンなのでホテルで休ませたかったがこの日は山梨県全域で空室なし。仕方なく深夜24時に釜無川沿いに到達してタープを張って寝る。シルタープのこの張り方が強烈に印象づけられていたのでマネしたんですけど、zzz_bearさんの張り方だった。

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横から。側面が高くてスペースが空いてる。もっと下げねば。

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kimatsu先生よりほこらキャンプのお誘いをいただいたものの、櫛形山の周辺地図を見回してみてどう考えても車でしかアプローチできない林道コース。都会のエコでLOHASなライフスタイルを送る我が身としては自動車という旧時代の遺物を乗り回して大量なCO2を排出して地球環境を破壊するという下等な習慣がなく、泣く泣く断念しようかと一時は考えたのですが。いえ、決して免許の更新を忘れて失効してしまったわけではありませんよ。LOHASです。サステナビリってるわけですよ。という話はおいといて、よくよく見ると林道の多くは舗装されてるというではありませんか。これはかねてより暖めていた自転車でのヒルクライムならぬ”ぬるクライム”デビューの場としてうってつけではなかろうかと思い至り急遽参戦を決意しましたよ。

JR竜王駅から総距離28km。林道入口が標高400mで、登山道入口が1460m。標高差は1000mちょっと。ちなみにほこら小屋はそこから340mハイクアップして標高1800m地点。果たして今の足の状態で到達できるのか甚だ疑問ではありました。しかし英語のできない人が自転車で櫛形山に向かったという情報が入り、俄然気合いが入ります。

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たっぷり寝て朝9:30起床。足はまだ戻っていないが、動かないというわけでもない。コンビニで朝食をとり、温泉に寄って、スーパーで御鳥様と日本酒&つまみを調達。11:00過ぎ頃にいざ櫛形山林道へ。

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すぐに車線がなくなり林道っぽくなります。でもちゃんと舗装されてる。すばらしい!

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標高650m地点で一度休憩。けっこうきついけどまだ行けるかな?わりと順調

850m地点で二度目の休憩。うむむ、足だいじょうぶだろうか・・・。

その後は100m標高あげる度に休憩を入れる。足は着実に摩耗していく。

気持ち良さそうな直線に見えるが、傾斜あります(泣

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荷物はこんな感じで積みます。

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リクセンカウルのフレームだけを抜き出してネットを装着するとRPMにぴったり。立てて積めるので天蓋から物を出し入れできます。ハイドレーションもホースいっぱい伸ばせば届きます。

南アルプスの山々や、甲府市街を見下ろしたりなど、けっこう景色が良かったんですが、止まって写真をとる余裕はありません。

ようやく1330mの見晴し台へ到達。このときすでに15:30過ぎ。

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ぶったおれてしばらく動かず。もはや平地を走行するのにも難儀する足の状態に。もう乳酸以外になにもありませんってば!ていうか自転車で登るとけっこう腰にも来ますね。意識朦朧、前後不覚、その後1460mの登山道地点にどうやって辿り着いたのか記憶もなく、kimatsu先生が車で迎えにきてくれる幻覚を二度ほど見ましたよ。

ここから340mのハイクアップ。普段なら雑作もないことだが、今の状態ではいささか苦しい。

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今度は70m標高あげるたびにばったりと倒れ込む。もう引き返そうか。でも御鳥様が食べたいっ。いや街に戻って焼き鳥でもつまめばいいじゃないか。でも英語のできない人が登ったのだとすると引き返すわけにはいくまいっ!いや黙ってれば分かんないって。ていうかもう宴会は終わってみんな撤収してんじゃないの?などという思考ループに陥りつつ、歯を食いしばって登ります。

そうこうしている間にようやく1800mに達し、しばらく歩くと色とりどりのテントの勇姿が!急に参戦したにもかかわらず暖かく迎えてくれた皆様ありがとうございます。

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手前が我がシルタープ。今度は低く張れました。でも入り口が狭いね。

後方に見えるのは英語のできない人のシルタープ。常識にとらわれない自由な発想とはなにかについてこれほど雄弁に物語ってくれるものはないのではと衝撃をうける。テンションかかってないように見えるけどあのストックはどうやって自立してるんだろう??あぁフリーダム!

右端がkimatsu先生のTarptent Contrail。もう目が釘付けです。うーんかっちょいい。ポチるべきか、ポチらぬべきか。

いのうえ総帥さま

御鳥様美味しゅうございました。コーヒー、ネギ焼き、マカロニパスタ、美味しゅうございました。

kimatsu先生さま

お米美味しゅうございました。私はわりと固めが好みでございます。

茶柱先生さま

バーボン美味しゅうございました。パンとチーズ、ソーセージ焼き、美味しゅうございました。

いまるぷさま、ちゃいさま、らんどさま、工場長さま、皆々様、

暖かくお迎え頂き有難うございました。

Wander-Zはもうすっかり人の食料を食べまくって歩けません、、、

なにとぞお許し下さい。

衝撃的な御鳥様。皮はぱりぱり、中身はジューシー。山でこれほどのものが食べれるとは!!ちょっとクッカー類をまた弄びたくなってきましたよ。総帥からいろいろとコツを伝授いただく。

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NULキャンだというのになにを勘違いしたのかUL気取りのスタイルで現れた英語のできない人は、自転車で向かったというのに途中で車にピックアップしてもらったとか。スパイラルを見せびらかしたり荷物は5kg以下だとかなんだとか騒いでいましたよ。

翌日は山を一気に下る。なかなかに気持ちいい。食べまくって寝まくったので足はかなり復活しました。まほらの湯が休日だったので、やまなみの湯に立ち寄って帰りました。
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今後はNULキャンのギアも揃えねばならぬと決意を新たにしましたよ。まずは何から買いましょうかね。トランギア一式?ULハードアノタイズドですかね?