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46gの超軽量マット「U.L.フィッシュボーンマットII SP」

驚異の世界最小最軽量スリーピングマット「U.L.フィッシュボーンマット」シリーズに新作が登場しました!

「U.L.フィッシュボーンマットII SP」

長さ: 75cm

重量: 46g

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初号機テストの結果をうけて、唯一最大の弱点として指摘された”展開・収納時の煩雑さ”を改善。両端にもコードを通すことで折れ曲がるサイド部の各骨がパタパタ振れないように固定しました。

骨は前作の12本から10本へと減量し、その分くびれ部の間隔を長めにすることで、全体の長さは70cmから75cmへと若干増。横幅も微妙に広くなっています。

写真ではよく分りませんが、連結コードの色は従来のブラックからパープル色に変更しています。

最大の特徴は緑とグレー色の骨が交互に配置された”Striped Pantograph機構”。独特の折りたたみ方をします。

緑色の山を持ち上げて、

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このようにたたんで、

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それからグレーの山を持ち上げて、

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こうなります。

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あとはパタパタとたたんで、このサイズ。

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前作では折り畳んだ状態で凹凸の噛み合わせがきちんと合わなかったのでマットに変なクセがついてしまう傾向がありましたが、本作は”Striped Pantograph機構”を導入することによりたたんだ状態で凹凸がきちんと揃うようになりました。これでさらにコンパクトに!

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展開するときは、両端を持ってパタパタ適当に振れば自然に展開できます。

デザイン的にも洗練され、唯一の欠点も克服してしまったフィッシュボーンマット。もはや無敵です。

で、いくつ作ればいいんですか?

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わずか40gの世界最軽量スリーピングマット「U.L.フィッシュボーンマットEVA」登場

前回試作のリッジレスト版は見事に50gという軽量化を達成したのだが、いかんせん収納がかさばってしまうのが欠点であった。ザックの隙間に押し込めばコンパクトにならないこともないんだけれども、紐とか端っこが引っかかって取り出しにくかったり。

そうこうしているうちにemon師匠から推奨いただいたEVAフォームマットが届いてこちらをさっそく裁断。これを仕上げて正式バージョンとすることにした。

U.L.フィッシュボーンマットEVA

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見た目が魚の骨みたいにスカスカなのでこの名前に。

4cm幅に裁断したEVAの”骨”を12本、これらを2cm間隔でつなぎあわせた。紐はストラップなどに使われる細いナイロンコード。骨間は長さ2cmのビニールカバーを用いて間隔を維持。さらに頭部には持ち手がついている。

■スペック

サイズ: 38cm x 70cm

重量: 40g

最大の特徴はこの圧倒的な軽量性!従来の規格品の最軽量モデルから半減以下を達成。

  • U.L.フィッシュボーンマットEVA 40g

まさに破壊的イノベーション(笑)。「アウトドアギアの重量は18ヶ月で半分になるべき」、という新たなムーアの法則を提出しますよ。

断熱性に関しては、隙間があるためそのままでは地面の冷気を吸い上げてしまうが、逆にシュラフの背面やインナーダウンJKTなどのインサレーションを活かすことによってお好みで調整が可能となる。他の空気膨張式のマットはウレタン部に穴をあけたものも多いが、場合によってはそれらよりも有利になることもありえるのではなかろうか。

EVAの骨の部分はとても暖かく感じる。

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長さは、肩からお尻をジャストで収めてくれる範囲のみ。ちなみに自分の身長は173cm。

寝心地は、悪くもなく、良くもなく(笑)。とはいえ眠れないようなことはまったくなく、むしろこのEVAの等間隔な配置が適度な寝心地の良さを実現してくれているような気もする。真っ平らなEVAのUber Microよりかは寝心地はよいはずと確信しているがどうだろうか?ちなみに寝返りは打てない。Uber Liteで寝たことがある人なら感覚が分かるだろう。

稼動部を折り畳むことでこのようにコンパクトに収納が可能!これならばネオエアーSにも劣らない収納性ではなかろうか。

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このサイズならシュライクにも問題なく収納できるかもしれない。。。カラビナでぶら下げてもいいだろう。軽いから走っていても重心が振られるということもない。

ただし折り畳んだり展開するときは多少の手間がかかる。この点ではリッジレスト試作版のほうがぶらさげるだけで展開でき、まるめるだけで収納できる点で優位だった。

↓収納時を比べたところ。

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利用シーンとしては、夏期の低地トレイルランニング用に、金曜の夜に終電で現地入りしてそのまま登山口でタープ泊、朝走って午前中のうちに切り上げて土曜の午後から家族サービス、という忙しい都会のビジネスパーソン(早起きできない人)向けに開発された、”スリープ&ラン”スタイルなこのモデル。

世界最軽量!

ネオエアーS並みのコンパクトさ!

調整可能な断熱性!

凹凸を活かした適度な寝心地!

クローズドセルによる耐久性!

もはや完璧(笑)ですね。

“ぜひとも寝てみたい”、”うちのネオエアーSと交換してくれ”、などという問合せ多数につき、人柱テスターを抽選で選定しますよ。過去にコメントくれた方、これからコメントされる方のなかからランダムに強制送付するので、当たった方はネオエアーSを送り返してください(笑)

世界最軽量!わずか50gのスリーピングマットが登場

詳細は明日、もう寝る。。。

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100g以下のスリーピングマットに関する考察

厚さ1cmで重量わずか96gというUber Microを探しているのだけれど海外含めてどこにも見当たらず、もう入手は不可能そうだ。

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というので、100gクラスでコンパクトに収納できる夏期用スリーピングマットの自作を考えているんだけれども、マットの素材になりそうなものはいくつかある。

1. ウレタン

主に空気注入型のマットの中身に使われているのがウレタンだそうだ。住宅用の断熱材としても高い性能を誇るらしいが、スリーピングマットとして単独で使うといかんせん体が沈みこむくらい硬度が低い。それはそれで寝心地がいいんだけれども、断熱性は厚さに比例して下がってしまうので、やはりエアなどで硬度を補強してやる必要がある。

2. EVA

ウレタンと比べてとっても硬く、寝そべっても体がほとんど沈み込まない。耐衝撃・耐久性も高い。Therm-a-restのz-liteやリッジレストで使われていることで知られる。沈み込まないということは厚さを保てる、すなわち断熱性を維持できるというのが特徴か。とはいえ真っ平らなEVAの上で寝ると寝心地はあまりよくなさそう。なのでz-liteなんかはデコボコに作られているのだと思われる。ちなみにUber MicroもEVAらしいが真っ平らだ。やはり寝心地はよくないのだろうか・・・?

あまり住宅用の断熱材として使われることはないみたいなので、ウレタンと比べて断熱性能がどうなのかは分からないが、やはり一番重要なのは素材自体の断熱性能ではなく、”厚さ”を維持できるかどうかなのだと思われる。とはいえ伸縮しないということはそれだけ嵩張るということでもある。

3. スタイロフォーム

ウレタンに勝るとも劣らぬ断熱性を誇るらしく、硬度もそこそこ高い。が、耐久性はあまり高くなくビリッと裂けてしまいそうでもある。形状や構造によっては使い手があるかもしれない。

4. アストロフォイル/リフレクティクス

アルミの層で空気のプチプチシートを挟んだ遮熱材。断熱とは原理が異なるので単純な性能比較はできないようだが、意外と使える素材なのかもしれない。

5. ダウン/その他のインサレーション

軽量かつコンパクトに収納できる。ウレタンなどと比べて断熱性はどうなのだろうか?とはいえ最大の問題はいかに”厚さ”を維持するかなので、自立するにはやはり空気の助けを必要とする。

6. 空気

現地調達が可能なので最も軽くコンパクト(笑)。ただし断熱性は最も低い。穴があくと修復が困難。

スリーピングマットに求められる性能は、寝心地、断熱性、重量、コンパクトさ、耐久性の5つだろう。これらをいかに高い次元で融合するか、難しいところ。

いっそのこと、EVAを棒状に切断したものを等間隔で並べてしまうのはどうか?そしてその上に手持ちのインナーダウンなどを敷いて断熱性を補う。等間隔に空間があるから、インサーレーションが圧縮されずに断熱性を活かせる(かもしれない)。シュラフの背面のインサレーションを活かすということもできるだろう。

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寝心地がよく、かつ断熱性も保てるように、間隔と高さを最適化する必要がある。

Uber Microと同じ40cmx80cmのサイズとして、素材は同じEVA。高さを1.5cmに増量して面積が半分になるとすると、72gで実現できる計算。EVAの棒同士はガイラインかなにかで結ぶとしてその重量も若干加わる。四隅をペグダウンしてもいいかもしれない。収納もそれなりにコンパクトになるかな?トレランザックに収納できるくらいにしたい。さてハンズに行きますか。

あ、特許とらなきゃ。ブログで公開してる場合じゃない!?