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GoLite Ultra 20° / ゴーライト ウルトラ20°

あれ?まだ記事書いてなかったっけ?

3シーズンシュラフにとポチっとしましたGoLite Ultra 20°、頭部と背面のないいわゆるキルトです。ファブリックの発色がいいね。

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裏はこんな感じ。平べったいゴムのストラップが2本ついてましたけど、とっぱらってしまいました。だってせっかくのキルトだから脱ぎ着しやすいほうがいいと思って。

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首周りはこんな感じ。ボタンで止められます。これがけっこう重宝。

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ドローコードを引っ張るとぎゅっと絞れます。寒いときはこのまま頭から被って寝てしまうことも。。。

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フットボックスは立体的でそれなりのボリューム。

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これで540gだっけか。

キルトにしてから寝るときの拘束感がなくなってより自由に過ごせるようになった気がします。暑いときは腕とか足とか出したり引っ込めたり、出入りするときもジッパーと格闘することもなく、それでいてちゃんと包みこむ形状を保ってくれるのですきま風が吹き込むとかもなく。暖かさはほぼ同重量のイスカAir280よりはるかに上です。

しかし真夏にはもうワンクラス薄手のものが欲しいなぁと思ったり。

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レインウォーカー in 北アルプス

大雪山系で起きた事故のニュースを横目に見ながら大急ぎで荷物を詰めてバスターミナルへ向かいS嬢とO嬢の両名と合流。金曜の夜。

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荷物は最初の計量時点で14kg!なんせ食糧、水、燃料、酒で5kgはある。これをJAM2で担ぐのは苦行に近いと判断しExosを引っ張り出そうと思ったが、何を思い直したかいろいろと装備を減量しなんとか11kgに収める。これならJAM2でもなんとか担げないこともない。テントはワンショットからシルタープへと変更。雨天の予報も入っているがタープの限界を知るにはいい機会だと自分に言い聞かせる。

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夜行バスで向かうは北アルプス。早朝に着いた中の湯でタクシーに乗り換え新穂高温泉へ。しかし土砂降りの雨。

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とても歩く気がせず、日帰り温泉に立ち寄ってまったり昼前まで過ごす。少し雨も弱まってきたので予定より遅れてハイクスタート。目指すは雲の平。初日の幕営地点は双六岳の予定。

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これがうわさのザックカバー!?しかもスパッツ!レインウェアの下半身も着用ですかフムー。珍しいギアにしげしげと見入る。ていうか道行く人はみんな着用してる。持ってないのボクだけ。

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雨の中を黙々と歩く。すると小一時間ほどで・・・

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着きました雲の平!

いや違った。ここはわさび平だ。登りにさしかかる手前の山小屋。まったく標高も上げていない。しかし雨脚が強まる。

ここで相談。Wの士気はくじける。とても登りたくないと両女史に訴える。必死の願いが届いてわさび平での宿泊が決定。

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目指すべき双六・鏡平方面に向かって断念して降りてきた人によると、川が溢れて登りは大変なことになっているという。

そうこうしているうちに中高年30人ほどの団体客が小屋を通り過ぎていく。鏡平から笠が岳方面へ向かうらしい。なるほどこれがツアー登山か。

炭火で焼き肉パーティー。

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スノピのチタンのクッカーフライパンにチタンペグ五徳風防を立て、百円ショップの焼き網をのせた炭火ストーブ。今回の目玉兵器。

しかし底をフライパンにしたため空気の流れがよくないのか、湿度の問題なのか、炭の火勢はちょっとイマイチ。底は足のついた網なんかにしたほうがいいのかもしれない。もしくはnut’s先生にお願いして穴をあけてもらうか。

早めの食事も終わり、小屋泊組と別れて雨がシトシト降りしきるテン場にシルタープ1を張る。

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いやいやどうして、なかなか快適じゃないですか。出入りはちょっと辛いけどいったん寝てしまえば雨でも問題ありません。完全に熟睡。

ダウンだとシュラフが湿気を帯びるとかなんとか、そういう事態になればうわさのトップキルト購入のチャンス!と秘かに狙っていたんですけど、何も問題なし。よかったような残念なような・・・。

翌日も雨。

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いざ双六越えに向かおうとする両女史に必死の訴え。行きたくないよぅ〜!

“このチキン野郎が、死ね!死んでしまえ!”とのありがたい御言葉をいただきつつも、渋々聞き入れていただいて昨日来た道を引き返すことに。

あぁさらば雲の平、来世にはもっと屈強な精神を備えた人に生まれ変わって必ず行くよ!

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とっとと先を行く二人。置いてかれるW。あぁーん、待ってよぅ。

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自分撮り。

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新穂高にもどって温泉でまったり。

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露天もありました。

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さてこれからどうするか。まだ休みの日程は十分ある。雨脚も弱まってきたような気もする。

“ボク、西穂高のロープウェー乗りたい!”と言ってみる。まるで子供だ。”じゃあ西穂山荘まで歩くわよ”と返される。しまった!

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ロープウェーを降り、雨がふたたび強まるなかぐしゃぐしゃになりながら西穂山荘へ向けて歩き出す。

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次第に豪雨になってくるが、1h30mほどでなんとか到着。

強風と雨に煽られびしょぬれになりながらタープを設営。ぎゅうぎゅう詰めのテン場。なかなかペグが決まらず難儀。奥に見えるのはBDハイライト&ベスティブールかしら?

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しかしタープもいったん立ててしまえばかなり耐風性があるようでなかなか倒れない。雨もそれなりによけられるし寝心地も悪くない。いいじゃないかタープ!

弱点は、出入りにかなりしゃがみこまないといけないこと、荷物を入れるスペースがないので外に出したままレインウェアをかけておくしかなかったこと、くらいか。まぁ大した問題ではない。もすこし大きめなほうがいいかもね。

小屋の食堂にて食事。雲の平で一人まったりゆるりと食べるはずだった食糧を開放、というか略奪される。うなぎ&生パスタ。

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うなぎは日本酒を少し入れて蒸し焼き風にするとふっくら香り高く仕上げられる、とグーグル様が言っていたのでそのとおりにする。いいじゃないですかうなぎ!これは定番になりそうな予感。えぇ真似っこですが何か?

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生パスタは乾麺と違って湯で時間が相当短くて済む。これもなかなかGoodですな。

今回のテーマのひとつであったキャンプ用新メニュー開発はとりあえず成功、ということにしておこう。

翌朝、やや結露してる?シュラフも微妙に湿気ってるような気もしないでもない、いや湿気ってるはずだ!と言い聞かせるが、やっぱり大したことはない。。。

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晴れた!ということで西穂高岳を目指す。

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けっこう人が多いね。さすが夏山。山頂はすし詰め状態です。ビギナーコース万歳!

昨晩、カメラのテストでISO感度を高いままにしてしまったため写真にノイズ入りまくり。失敗した・・・。

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こうしてまったり休日の北アルプスは平和に過ぎてゆくのでした。

そう、このときは確かにそう思っていたのだが・・・

Granite Gear Air Bloc Solid その他

三鷹のほうにある某アウトドア店に行ってきました。近々予定の北アルプスに向けていろいろとお買い物。

Granite Gear / Air Bloc Solid XS

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GoLite Ultra 20°を入れてみました。ちょっと余裕あり。もう少し小さいサイズがあればよかったかな。

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Ti ペグ五徳風防

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バラすとこんな感じ。

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こっちの突起を、

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こっちの穴に、

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引っ掛けるとこうなる。

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重さ25g。

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でも実は、網をおける炭火ストーブとして使えないかと狙っていたのでした。いいんじゃないですかこれ!!夏はやっぱ炭ですよ炭。

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セットで190g。土台がやや重いな、別の素材を探すか。合計でアンダー100gにしたいね。

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SEAL LINEのボトルケース。E-P1を入れるのにちょうどいいサイズだったのでゲット。

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チョークバッグも試してみたいと思い目白のカラファテにも行ったんですけど、三鷹往復してる間に閉まってしまいました。あぁ遠いよ三鷹・・・

あとね、うわさのHiker’s Depot トップキルト。見てきましたよ。

Sky High Down Quiltのほうがダウンで軽くていいんじゃないの?とか思ってましたけどね。実物みてちょっと揺らぎました。

というのも表面のシルバー色の素材がかっちょいーんですよ、HPの写真ではぜんぜん伝わってないですねアレ。首周りの淵が薄いパープル色なのもGood。ぜひ実物をスリスリすることをオススメいたします。

やっぱりね、軽さとかウンチクとかいろいろありますけど、最後はかっちょよさが全てですからね。えぇミーハーですが何か。

・三鷹の店に入るとひげの御大らしき方がデーンと構えてらして。。。目を合わせると殺られる!と察知し、うつむきながらじっとやりすごして逃げてきました。\(@Δ@

・店主の方もいつも懇切丁寧にお客さん対応されていて恐縮しきり。ストーブあれこれいじってると”触るな”とか言われるのかと思いきや、”もっと弄んでね”とイスとか出してくれたり。下手に質問なんかして、実はアンチメシ袋派だということがバレでもしないかとヒヤヒヤでした。

Therm-a-rest NeoAir / サーマレスト・ネオエアー

ULごっこはおしまいだぜ、ベイビー!

ドッギャーン!!

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えぇ、買ってしまいましたよネオエアー。しかもレギュラーサイズ。重さはなんと410gもしますよ。重い、はっきり言って重いっす。

でもね、軽さがそんなに正義ですか?軽さの追求の果てにいったい何があるというのですか?

やはり快適さ、これに勝るものはないのです。多少重くとも、自然の中でゆるゆるまったり過ごす時間というものを大切にしたいものですよね。とにかく軽けりゃなんでもいいという最近の安易な風潮には心から憂慮するばかりですよw

横からもドッギャーン!!

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ほーら、ふかふかそうでしょう?見てくださいこの高さ。まるで雲の上に寝るような心地。これこそ夢のマットなのです。

自転車漕いでへとへとになったとき、トレランで足を使いきったとき、全身をゆったり休ませてくれるこのマットで寝るのです。そうすれば翌日には足も回復してまた動けるようになるのですよ。

雨中のタープ泊のとき、この高さがあるからこそ流れ込む雨水を避けて安眠することができるのですよ。

そして組み合わせるは、

GoLite Ultra 20°

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インストール!

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“ヘネシー・ハンモック・アンド・サーマレスト・ネオエアー・ウィズ・ゴーライト・ウルトラ”

なんかあれ、”ジョン・メイオール・アンド・ザ・ブルース・ブレイカーズ・ウィズ・エリック・クラプトン”みたいなそのまんまな長い名前を命名。

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・・・とにかく、ほかほかふわふわ☆

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このネオエアー、ヘネシーハンモックの最大の弱点だった”背中の寒さ”を完璧にカバーしてくれました。

滑りにくい素材だから、ハンモックの中でずれてしまって身悶えするというようなこともまったくなし。

断熱性も、日中はむしろ暑いくらいで、涼しくなってきた夜間も冷気を感じることは一切なし。

さらにふかふかほわほわな寝心地。キルトもばっちり相性良しです。

さぁ、押入れに追いやられたヘネシーハンモックを復活させるチャンスですよ!ネオエアーが快適ハンモック生活を再生してくれます。

さて、

ここで本当のことを書いておかねばなるまい。真実を語ることこそ人柱の義務だからだ。多くの人のおサイフを守るために・・・

このネオエアーの最大の長所、ふかふかほわほわの寝心地、と書いたが、

残念ながら、そんなことは・・・ない!

結局、体重によって生地にテンションが張って柔軟性がなく、体中に同じ圧力がかかってたいして寝心地はよくならない。

空気を適度に減らせばよい、とも言うが、それでも気持ちましになる程度。

インフレータブルを含むウレタンやEVA素材のマットのほうが低反発力があって柔らかく体が沈むので、結局そちらのほうが寝心地がいいだろう!

と、思うのだがどうだろうか?

え?知ってた?あちゃー(汗

各隔室の空気がそれぞれ完全に独立して、さらに生地が多少でも伸縮すれば寝心地よくなると思うんだけど。あぁなんか一晩寝て肩凝ったよ。

たいして軽くもなく、破れたら使い物にならず、一生懸命空気を吹き込まないといけず、空気を抜くのも大変で、寝心地も見た目ほどよくないマット、ネオエアー!

コンパクトに収納できることだけは確かです!

さぁさぁ、ポチッた!

サーマレスト ネオエアーS かんたんレポ。

雪中暖眠

昨年はじめた冬山での一番の反省点は、夜眠るときにとにかく寒い!ということ。日も没して雪の降りしきる暗闇のなかでありったけの服を着込んでシュラフを被りじわじわと突き刺すような寒さに耐えながらただひたすら朝が来るのを待ちわびるのは本当に心細く底深い孤独を感じるひととき(それがまたよかったりするのだがw)。

というわけで今季は、とにかく第一のテーマとして暖眠することを掲げていろいろと準備をしてきた。

寒さ対策のコンセプトとしては、「保温」「断熱」「補熱」「血行促進」「利尿防止」の五つを念頭においた。

(1) 保温

まずはやはりシュラフの強化、ということで購入したのがGoLite Adrenaline 0°。昨年使用のU.L.SSダウンハガー#1と比べてもダウン量は300g以上増えたことになる。こいつは頼もしい。

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それに加えて、PatagoniaのダウンセーターとTNFのテントシューズを着込むことで保温を調節する。

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交感神経があることから特に寒さに弱いという首周り対策にバラクラバも調達。ORのNINJACLAVA

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履いたまま眠ったROCKYゴアソックスはVapor Barrier効果もあったかもしれない。

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(2) 断熱

断熱と言えばスリーピングマット周り。ここはモンベルの定番ULコンフォートシステムパッド90に加えて、宇宙航空断熱素材というふれこみのリフレクティクスを半身用に切って投入した。こいつはただの銀マットではないらしく、そもそも熱の伝達形態には「伝導」「対流」「輻射」の3つがあるらしくって、スリーピングパッド本来の目的は背中に接している地面からの熱伝導を防ぐための”断熱”効果なのだが、リフレクティクスはそれに加えて体から発せられる赤外線(輻射熱)を跳ね返すという、いわゆる”遮熱”効果が得られる(らしい)のだ。

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(3) 補熱

身体の基礎代謝による発熱量だけでは足りない場合もありうるかもしれないのでカイロを用意。これはKAWASAKIポケットウォーマーを選定。Zippoとかハクキンと比べても小型軽量の26g!しかしオイルを含めるとけっこうかさばってしまうのが難点だな。特に寒さに弱いという背中に挟んでおくことを想定した。

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(4) 血行促進

寒さに打ち勝つには血行促進を図るべし、ということでSKINSのトラベル&リカバリーを用意。これは体幹から末端に向かってだんだん着圧を緩めるような設計になっているタイツで、血行を増進して疲労回復もできるという優れもの。エコノミー症候群対策としても使われるらしい。一般的なサポートタイツみたいに膝周りのサポート機能はぜんぜんないが、逆に下半身全体のリラックス効果が得られる。今まではずっとワコールCW-Xを使っていたのだけれど、結局冬山だと着替えるのとかもめんどうでつけっぱなしで眠ることが多かったわけで、CW-Xは締め付けが強くてリラックスが得られない気がしていた。同じくSKINSの冬期モデルであるスノーでもよかったかもしれないが、とにかく一番対策が必要なのは就寝時の血行促進とリラックス効果なので、トラベル&リカバリーをチョイス。

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さらに血行にとって一番よくないのは何よりも喫煙だ。しかも1本吸うだけで10kカロリーも消費してしまうという。生来のヘビースモーカーである僕に取って禁煙は本当に地獄の苦しみなのだが、ここは背に腹をかえられないというやつで禁煙グッズを用意。ニセモノの煙もでるというTOKYO SMOKERをスパスパやることで気を紛らわせることにした。USBで充電できるのでiPhone用の追加バッテリーとも共用できるのがうれしい。

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(5) 利尿防止

夜間の水分排出も控えるほうが体温を保存できるだろうということで、利尿作用のあるアルコールとカフェインを控える。とはいえ嗜好品が何もないのも辛いので、特製のノンカフェイン紅茶を用意。※しかし高山病にもなりそうな場所では逆に利尿は促進したほうがよいらしい。

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以上の対策プランをもって挑んだ昨日の白馬での検証結果ですが、結局、ダウンセーターを着込むこともなく、カイロを発火させることもなく、これがもう暖かくて暖かくて泣けてきてしまいました。あぁ冬山でこんなに快適に眠れるものだったのか!と(逆にものたりなさ感もありつつ)。
で、どれが一番効いたのか、実はまったく分からないw。就寝中にトイレに行くことは1回もなかった(昨年は必ず二度はトイレに出ていた)。やはりスリーピングパッドとシュラフが効いたのか?いやでもやはり禁煙じゃないかしらと思ったりもする。次回はタバコ吸ってみようかしら。

これからの厳冬期にもっと高度もあげて気温が下がっても快適かどうか、追加検証も必要だな。

白馬敗退

20日から白馬に行ってきました。この日のためにせっかくGoLite JAM2を用意したのに、キャパシティを越えるかなりの大荷物になってしまった。おそらく水・食料含めたパッキングウェイトで12kg程度 + 板が2.8kg。

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今回の検証課題はいくつかあったのですけどその一つがこれ、スキーベンチャー

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オプションのソフトブーツアダプタを装着することでトレッキングシューズでも使える(というふれこみの)ショートスキー。ビンディングも前後にスライドできて、登攀モードや平地歩行モードではかかとがあがるようになっている。シールを貼ったり専用アイゼンを装着したりすることで歩行性を高めることができる。

最初はスノーシューを選んでいたのだけれども、何を血迷ったかスキーベンチャーを選択してしまった。下山時に滑走ができれば、行動範囲を大きく拡げられるんじゃないかという思惑もありつつも、ソフトブーツアダプタでは到底滑走なんかできやしないというブログ界隈でのレビューや店員さんのアドバイスも振り切りとにかく試してみることにした(が、これは結局失敗)。

しかもスキー歴は幼少期に2回ほどしかない、ということで初日は栂池高原のゲレンデにてスキーの練習。

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なんとか昔の勘をとりもどそうと試みるも、スキーベンチャーのソフトブーツアダプタでは足首の固定がイマイチでまともに滑走ができない。樹脂製の足首サポータをぐりぐりと巻き込んで補強してがっちり固めたのである程度いけるかと思ったがやはり気休めだったか。初級者コースでシールを貼ってゆるゆると降りてみるとちょうどいいくらい。この見事な体たらくっぷりではバックカントリーでは使うにはやはりハードブーツが必要だと判断せざるをえませんでした、ハイ。

↓こいつらで足をぐりぐりに固めてみた。最初はいけそうかな?と思ったのだが。。。

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そんなこんなもありつつ、まぁ滑走に限界はあってもとりあえず登攀には使えるだろうということで気をとりなおして、翌日いよいよフィールドへ出発。スキーの装着やらなんやらでいろいろ手間取って時間をロス。

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スキーベンチャーでの平地歩行と登攀はとても楽だ。滑走さえしなければそれなりに使えるのだが、急斜面ではやはりずりずりと滑り落ちるわシール張り替えたりアイゼンつけたりで手間取るやらでなんともストレスだ。しかもバランスを崩すとすぐにステンと転げてしまって起き上がるのもまた一苦労で、結局ストックを一本折ってしまった。

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Foxtailのこんな無惨な姿。今までひん曲げたことは3回あるが、ポッキリ折れたのはこれがはじめてだ。限界を知れたということで収穫にしておこう。

結局めんどうになって、天狗ノ原へ抜ける急斜面の手前の木の枝にスキーをぶら下げてデポして、アイゼンを履いて深雪をキックステップで登っていく。しんどい。

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アイゼンはKahtoola KTS Aluminum。こいつもデビュー戦だがやはり軽い。着用していることを忘れるほど。

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登りきったところですでに15:00のため幕営準備。BlackDiamond OneShotを張る。

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JetBoilハンギングキットで吊ってテント内で煮炊きする。テントも雪の重みでひしゃげてしまってる。

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食事をとってから小一時間ほど眠って起きてみるとテント内が思いっきり結露しているので窓を全開にする。パラパラと小雨が降ったかのように水滴が落ちてきてシュラフも濡れる。やはり煮炊きの後はしばらく換気しとかないとね。

しかし今回は新しいシュラフの威力もあってとても温かく眠れた。冬山で快眠できたのは始めてだ。

翌朝、テントを撤収して出発するも、新雪が降り積もりふかふかの状態。何度もずぼっと胸まで落ちた。スキーをデポするんじゃなかったと後悔。風も出てきて視界もなくなり方向感覚が怪しくなってくる。復路のめんどくささを考えここで撤収を決定。目標の森林限界にも達せず見事に敗退。消化不良の山行になった。。。

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装備
ザック: GoLite JAM2 + Montbell ギアホルダー + Granite Gear Pack Pocket
サブバック: UrbanTool Hip Holster
テント: BlackDiamond OneShot + Fibraplex Carbon Tent Pole
シュラフ: GoLite Adrenaline 0°
スリーピングマット: Montbell コンフォートシステムパッド90 + リフレクティクス + Montbell コンフォートシステムピロー
ストーブ: JetBoil SnowPeak極マグバージョン + ハンギングキット
水筒: 無印サーモス + Hydrapack 2.0L & ホースキット + Platypus 2.5L
アンダー(上): finetrack フラッドラッシュスキンメッシュ半袖 + MH Tシャツ + MIZUNO ブレスサーモ長袖
アンダー(下): Exofficio ブリーフ + SKINS トラベル&リカバリー + MIZUNO ブレスサーモタイツ
ミドル(上): Montane Female Liberty Jacket
ミドル(下): Patagonia R1 Pants
アウター(上): finetrack ブリーズラップJKT + Patagonia レインシャドーJKT(予備)
アウター(下): Patagonia アルパインガイドパンツ
ソックス: INJINJI クールマックス + ROCKYゴアソックス + がまかつフリースソックス
足回り: VASQUE Aether Tech SS + Montbell サイクルフットウォーマー + FortyBelow Light Energy Overboots TR
グローブ: Seirus エクストリームオールウェザーグローブ
頭周り: OR Ninjaclava + シェルパビーニー
サポートギア: CAMP Corsa(ピッケル) + Kahtoola KTS Aluminum(アイゼン) + ULバランサーFoxtail(ストック) + MIZOスコップ + STC スキーベンチャー
サングラス: Adidas エレベーションクライマクール
GPS + カメラ: iPhone 3G + eneloop mobilebooster + FILCO PowerBank Slim 2.0
ライト: Petzl e+lite
マルチツール: Leatherman squirt P4
その他: 着替え、予備、水、食料など

※ギア系のレビューはまた後日。

行ってきます

仕事を早めに切り上げて向かうは白馬。結構な荷物になってしまった。。。JAM2が台無し。

足周りなど半年かけていろいろ考えて準備してきた装備計画を見事に覆してしまった忌まわしき板が。。。