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Gill B300 ネオプレンオーバーシュー / Neoprene Overshoe

冬ハイクの足回りに自転車用のネオプレン製シューズカバーを活用すると非常に暖かく、防水ランニングシューズと組み合わせることで軽快な足回りに仕上がる。ということでいくつものシューズカバーを取り寄せてああでもないこうでもないと試してみたのだけれども、昨シーズン末にようやく納得いく使い勝手のものに巡り会えた。

Gill B300 ネオプレンオーバーシュー

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今までの他のシューズカバーの欠点というか不満は、

1) ジッパーだと着脱が面倒。雪がつまる

2) つま先のホールドが中途半端だったりしてスッポ抜けたりする

3) つま先部分が擦り切れてほつれて摩耗する。ワンシーズン持たない

などといったもの。

このGill B300は、ベルクロでの簡単な脱着、つま先部の補強による耐久性、がっしりしたホールド感など、他のシューズカバーの欠点を完全にクリアしてる。3mmネオプレン生地なので保温性も問題なし、濡れにも強い。今まで探したなかでは冬ハイクに最適なシューズカバーだ。

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つま先部はしっかりとした補強。岩にぶつけてもアイゼンの留め金やバンドで摺っても今のところ耐久性はまったく問題なし。

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足裏をベルクロで固定。柔軟にピッタリ決まるので、シューズとの間の雪の入り込みを防ぐことができる。

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かかと部の固定もベルクロで。適当に引っ張ってくっつけるだけ。着脱のわずらわしさがなく快適。

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シューズはMontrailのATPlus GTXを使用。ゴア製なので防水。ソールもやや固めで山道をまったり歩くにはもってこい。ローカットなので、テント泊時にもシュラフ内で抱えて眠ることができ凍結防止できるのがよい。なにより登山靴なんかより軽く歩きやすい。

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つま先部はこのように。アイゼンを装着してもずれたりすることはない。

シューズカバーは足首周りもピッタリ覆ってくれるので、雪の入り込みを防ぐゲイターとしても機能する。山行中に一度装着したらつけっぱなしで、かかと部のベルクロの着脱だけで靴も一緒に脱ぎ履きできるので、ゲイターを着脱するよりも楽だ。

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後ろ側にリフレクター。

購入するときはサイズ選びを慎重にしたほうがよいかも。

ちなみに今冬の足回り構成は以下の予定。

厳冬期over森林限界3000m級をターゲットとして十二分の保温性を確保しつつ、軽快な足回りに仕上がってきたかな。

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カテゴリー:gear, Outdoor

MSR Lightning AXIS

今シーズンの冬ハイク用に調達したスノーシュー。22inchのWomen’sサイズ。

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去年まで使っていたLightning Ascentは、甲部分に3本ストラップを留めなければいけなかったが、新作のこのAXISでは大ぶりの一本ストラップをあらかじめ調整しておけば、あとはかかとのストラップを留めるだけで装着できる、とか。

真ん中にも一応ストラップがついているのだけれど、これは取り外しが可能。上写真の左側が取り外した状態、右側がついている状態。取り外してしまっても大丈夫かどうかは試してみないと分からないけれど、冬場でストレスなくスノーシューの脱ぎ履きができるのは魅力なので、できれば取り外しておきたいところ。

靴をセットしてみると以下のように。

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甲部分の大振りなストラップをあらかじめ調整しておいて、履くときはスリッパに足を突っ込むようにして、かかとのストラップを留める。がっちりホールドしているように見えるけど、そこはやはり歩いてみないと分からない。かかと側がすっぽぬけやしないかどうか、靴の作りにもよるとは思うけどどうだろう?

つま先部分の前爪、フレーム全体が歯になっている構造は前作同様。

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Lightning Ascent Women’s 22と並べてみる(両方とも右足側)。フレーム等の形状にはほとんど違いなく、やはり大きな違いはストラップ。

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Lightning Ascentの3本ストラップは面倒といえば面倒だった。さらにはかかとのストラップも歩いている途中でぷらぷら外れてしまったりしてうっとうしかったが、AXISではしっかり留められるようになっている。

ヒールリフターをあげてみる。

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AXISのリフターは凸型?おそらくストック等で跳ね上げるときに引っ掛けやすいようにしたのだろう。たしかにAscentでは一本棒が本体にぴったりくっついてしまうので、ストックを使っても指を使っても跳ね上げるのに苦労した。

AXISにはこんなフックがついてる。

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これをぐぃっと引っ張っるとロックが外れて、足の向きを若干調整できるようになる。見事なギミック!

国内販売価格は34,000円らしいけど、米国から輸入すれば円高の恩恵もうけて通常239ドル=19500円くらいなので、送料等を合わせてもお得。

ここはさらに安い! -> Sunny Sports

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Hip Bag Hiking

笠取・飛竜では、ヒップバッグで幕営ハイクに行ってきました。

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DANA DESIGN Lone Trail 10L

そこそこ容量があり、ショビットにも荷物を挟んだり、外付けしたりできるので便利。DANA特有のウエストベルトで細かく調整できるので、がっつり積み込んでも腰にしっかり固定できる。これ自体は決して軽くはないけれど(未実測)、ヒップバッグで歩いて泊まるには今のところこれが最適だと思う。”走る”のがメインとなると腰がけっこう振られるかもしれないので、そこはまた別の工夫が必要かもしれない。

ヒップバッグで歩くメリットは、やはり軽さとコンパクトさが第一。重心が低く安定するから歩きやすい。肩や背中に荷重がかからないから上半身が一切の負荷をかけずに軽快に歩ける。そして暑くても背中がムレなくて快適。バックパックと比べるともはや別次元の快適さ。

中身は、

  • Bivi: MLD Soul Bivy Side Zip (240g)
  • Sleeping bag: GoLite Ultra 20°(550g)
  • Mat: 自作フィッシュボーンマット(46g)
  • Hardshell: OR Zealot Jacket (218g)
  • Wind-JKT: Montane LiteSpeed Jacket (159g)
  • Down-JKT: TNF LiteHeat Jacket (180g)
  • Foods: カロリーメイトx3箱、おにぎりx2、パンx2、トレイルミックス
  • Water: いろはすx2本、ポカリスエットx1本 (SealLine Water Bottle Holder)
  • Poles: 自作Wander-Stick(64g) x 2本
  • Other: コンパス SUUTO Commet(7g)、ヘッドライト Petzl e+Lite(29g)、ALOKSAKマップケース、FirstAid、下着着替え

こんなもん。まずは生存していけること、そして歩き続けられること。雨風を凌いで、体温を保って、カロリー補給ができることを最低限に目指した装備。

あ、これ以外にMAKA2をフロントバッグにして、カメラ類を入れてました。

テントやタープみたいな屋根は持たなかったけど、ビビィにくるまってれば雨風は凌げる。シュラフ、ダウン、ジャケット類は普段と同じ構成で不足ない。

今回特に省いたのはストーブ、クッカー、燃料の類。これらはたとえ宿泊山行だったとしても、自然のなかで生存するために、あるいは歩くために必ずしも不可欠な装備ではない。無雪期にこの重さは心の贅肉と割りきって切り捨ててしまってもよい部分かもしれない。「歩いて・食べて・快適に寝る」すべてのアクティビティの満足度を満たすのか、時には思い切って「快適に歩くこと」のみに集中するか、選択肢はいろいろ自由に選べるとよいと思う。

とはいえよく見てみるとまだまだ余分な贅肉がある。ストックは持たなくてもいいかもしれない。ハードシェルとウィンドジャケットもどちらか一つに統合してもいいな。

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鳳凰トレイル Thru-Hike 2009.3.5-7 (3) 装備記録

装備記録のメモ

BASE WEIGHT: 5.9 kg (*without wearing, foods, poles, spikes, camera, mobile phone)

PACKING WEIGHT: about 8.5 kg (*include foods & supplies)

[Packs]

Backpack: Osprey Exos 58L(1043g)

Sub Bag: Arc’teryx MAKA 2(217g)

[Sleeping]

Sleeping Bag: Golite Adrenaline 0°(1250g)

Sleeping Pad: Montbell U.L. Comfort System Pad 90(270g), Reflectix Mat 120 cm(162g)

Bivy Sack: Montbell Breeze DryTec U.L. Over Bag(180g)

Shelter(*unused): SMD GatewoodCape(315g), MSR Blizzard Stakes x 4(96g)

Insulated Clothing: TNF Light Heat JKT(180g), Sky High Down Pants 80(225g), TNF Prima Bootie Short(160g)

[Water Boil & Storage]

Stove&Cooker: Wanderboil original 750ml(250g)

Thermos: Klean Kantean INSULATED(286g), C.A.M.P. Nano Carabiner (23g)

Water Storage: Plutypus 1.5L(26g)

[Gear]

Spikes: Kahtoola MICROSpikes(336g) *wearing

Poles: Pacerpole Carbon 3-section(508g) *wearing

Axe: ULA Helix Ice Axe(131g), Black Diamond Slider Leash(32g), Mammut Dyneema Sewn Sling 8mm x 60 cm(15g), Metolius F.S. mini Carabiner(23g)

Shovel: Snow Claw Racer(163g)

Head Light: Black Diamond Gizmo(58g)

Rain Gear: OR Zealot JKT(218g), OR Nimbus Sombrero(89g)

[Other]

First Aid Kit(30g), Toiletry(255g), Spare Gloves & Underwear(235g), Map case & Compass(20g)…

[Foods & Supplies]

Rice-ball x 3, Bread x 3, CalorieMate x 3, CarboShotz x 3, Trail Mix, Glucose Tablets, Lovely Chocolate!

Primus PG-110, Tobaccos

[Wearing]

Head: TNF Expedition Balaclava, Adidas Elevation Climacool

Hand: OR M’s PL 100 Glove, Arc’teryx Hardface Glove, TNF 3 Finger Shelled Glove Mittens

JKT&Shirts: finetrack Floodrush Skin Mesh T, Golite Drimove Silk S/S, Golite Drimove BL-2 Zip, Montane Female Liberty JKT, finetrack BreezeWrap JKT

Pants: Skins Travel Recovery, Golite Drimove BL-2 Pants, Patagonia M’s R1 Pants, Patagonia Backcountry Guide Pants

Shoes & Socks: Injinji 5 finger, Rocky Gore-Tex Socks, GAMAKATSU Polartec Socks, ICEBUG GG Fly Bugrip, Campagnolo Toe Cover Neoprene Overshoe

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Trango Piranha Knife / トランゴ ピラニアナイフ

クライミングのときはいざというときロープを切らなきゃいけない事態になったときに波刃のナイフがあったほうがいいとか。というわけでTrango Piranha Knifeを買ってみた。

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かなり小さいです。よさげな穴があいてるので細引きを通してギアラックに掛けるとよさげかも。

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重量は21g。

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手に持ってみても相当小さい。こんなんであのぶっといロープをざくざく切れるんやろか。でもこの軽さには満足。

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え、どんなときにロープを切るかって? そりゃまぁ、パートナーが落ちて「おれにかまわずロープを切れ!」とかいう心の声を察知したときとか?

いや、まぁそれは冗談として、ロープの一部が痛んで切れそうになったときに短くしたり、端が岩に挟まって抜けなくなっちゃうときとか、懸垂下降中に衣服がからまったりとかあるみたいです。

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Klean Kanteen Insulated

年末の北アルプスで無印のサーモスを落としてしまったので代わりを探していたのだけれども、いろいろ検討してみた結果、Klean KanteenのINSULATEDに落ち着くことになった。

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Klean Kanteenの他の水筒と違って、これはサーモスと同じように筒壁が真空になっていて保温できるタイプ。重量は285g。無印より微妙に重く、山専ボトルは320g? Thermosステンレススリムは330gくらいあるからそれよりは軽い。容量は16oz.だから473ml。悪くない。まぁ保温力がどの程度かは使ってみないと分からないが、少なくとも水が凍ってしまうことはないだろう。

なによりも蓋にカラビナやガイラインを引っ掛けられるので、もう落とさなくて済むというのが安心。

もともとは、体に悪いBPAを溶出しない世界で最も安全で丈夫な素材だとかいう18/8規格のステンレスを使ってるのがKlean Kanteenのアイデンティティらしいが、そんなうんちくは知ったこっちゃない(笑

ステンレススリムとの比較。背丈はかなり低い。

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ねじ込みキャップを開けるとこのようなシンプルな構造。コップなどないからガブ飲み。

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むしろこれくらいシンプルなほうが手に取って飲むまでのアクションが少なくてすみそう。普通のサーモスだと、コップをくるくる外して片手に持って、もう片手でボタンを押して注ぎ口を開いて、トクトクと注いでからやっと飲める… なんてすごい面倒だと思っていた。特に厚手のグローブをしているときなんか。これならそんな面倒なことにはならないのではないかと。

蓋の裏もメタリックな素材だから、もしかしてここも真空構造になってたりする??

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HIKER’S CHOICE 2009 WINTER

コブフェスで特に目についた人気ギアをレポ。ギア好き・海外通販好きのブロガーたちがチョイスした道具は、今シーズンの冬山ハイカーの定番(?)になるとか、ならないとか…

Kahtoola KTS Aluminum 10人中3人

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超軽量のアルミ製クランポン。赤い色が映えます。

Kahtoola KTS STEEL 10人中3人

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同メーカーのスチール製クランポン。アルミだと岩場を歩くとすり減ってしまうので、多少重くてもこちらのほうが耐久性があって長持ちしそうです。とはいってもやはり軽量級。

Patagonia Backcountry Guide Pants 10人中3人

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ちょっと重ためだけど、裾にスカートがついて雪が入り込みにくく、シルエットも美しいパタゴニアのソフトシェルパンツ。完全防水ではないけど、雪程度ならはじいてくれます。

Black Diamond OneShot 10人中3人

 Mmcampsaver Images A Black Diamond Oneshot

シングルウォールのミニマムサイズなソロテント。フロアレス好きのハイカーも、冬場はやっぱり自立式。サイドパネルを開いて雪景色を眺めながら過ごすと最高です。

Osprey Exos 10人中3人

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いわずと知れた、Ospreyの最軽量バックパック。軽いながらも機能性を損なっていないので、いろんなものを収納しやすく、取り出しやすいです。背負心地も最高!

Therm A Rest Ridge Rest 10人中4人

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定番リッジレスト。これ一枚だけだと寒いので、単体での使用ではなく、何かと重ねて使う人が多かったと思います。

GoLite Adrenaline 0° 10人中5人

 Usr Toribird Golite Adrenaline 0

センタージッパーが特徴的な冬用シュラフ。首周りがあったかいです。これで寝た人はみんな、ぬくぬく眠れたようですよ。

finetrack フラッドラッシュスキンメッシュ 10人中?人

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何人着ていたかは分からないですが、ほぼ全員?インナーのさらに下に着ると、汗の濡れ戻りをふせいで冷えないので、冬場には必需品。

他にも同素材のグローブとかソックスとかを使っていた人もいましたが、冬場にどんな効果があるやなしや、詳細レポを待ちたいところです。

finetrack ストームゴージュアルパインパンツ 10人中7人

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今回の参加者が履いていたパンツは、先のBCGパンツとあわせてなんと二種類!こちらはなんと7人もの人が履いていました。

ストームゴージュは、撥水性があり動きやすく耐久性もあるとかなんとか、冬場のハイカーに絶大な支持を得ていることが判明しました。

他にかぶってた道具は、何があったっけ?

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